傷みやすい屋根の塗装

屋根塗装とは

屋根は普段目に入りにくいため、知らず知らずのうちに劣化が進んでしまうことが多い場所です。その上、紫外線や熱・風雨が常に直接受ける過酷な環境のため、お住まいの中で一番傷みやすい部類に入る場所です。外壁同様、屋根が古くなり傷み出すと水が家の中に入り込み、家の骨組みをカビや腐れで駄目にしかねません。落ち葉やゴミがたまっても水はけが悪くなり、雨漏りの原因になることも。早めの対策を行っていけば、結果として家を長持ちさせることに繋がるのです。

屋根の塗装・塗り替え

屋根の塗装/塗り替えは、屋根材に塗料を塗布する作業です。屋根の基礎部分である下地が、それほど傷んでいない場合に有効な方法となります。その他下地はそれほど傷んでいないが屋根材の傷みが激しい場合に行う「重ねぶき(カバー工法)」、屋根材や下地などを全面的に新しくする「ふき替え」などがあります。

屋根塗装の塗料の種類と価格

屋根塗料の種類はアクリル樹脂塗料・ウレタン樹脂塗料・シリコン樹脂塗料・フッソ樹脂塗料の4種類に大きく分けられ、一般的にウレタン樹脂塗料とシリコン樹脂塗料がよく使われています。各塗料の特徴は以下の通りです。

塗料 耐用年数 価格 特長
アクリル系 5~8年 安価 純粋なアクリル塗料と、シリコンを添加したシリコンアクリル
塗料がある。塗料代は経済的だが、耐用年数が短い。
ウレタン系 8~10年 標準的 さまざまな屋根材に塗装できる。密着性と
耐候性・防水性に優れ、実例も豊富。
シリコン系 8~15年 標準的 光沢性や安定性に優れており耐久性も良い。
近年の塗装事例では多くを占める。
フッ素系 15~20年 高価 高価なため一般住宅での利用例は少なくなっている。
防汚性、耐久性とも最高レベル。

色選びのポイント

外壁塗装と同様、屋根の塗装も色選びにもポイントがあります。

(1) 周辺の家や環境になじませる
(2) 外壁との色調を整える
(3) 屋根は外壁よりも直射日光を受けやすく、鮮やか過ぎる色は色あせも早いので避ける
(4) 面積効果(同じ色でも、大きい面積になると明るい色はより明るく・暗い色はより暗く感じられる効果)に気を付ける

屋根塗装は屋根に関する工事では一番ポピュラーなものです。しかし、点検時に棟や隅棟部分に劣化が見つかり、同時に補修することも多くなっています。普段中々じっくり観察する機会は少ないと思いますが、少しでも気になることがございましたら、お早めにご相談ください。早めの対策が屋根をより長持ちさせるための一番の対策です。